11月に入りました。今年もあと2カ月ですね～なんて、知人と会うたびにそんな会話になります。つい先日まで夏が持続している気分だったのに、これから一気に秋が深まっていくことでしょう。ユニスタも、来月から早くも新入生用制服の受注が始まります。近くの有名なお寺のイチョウの木が黄色に色づく風景を眺めながら、迫りくる怒涛の日々に備えています。

今月に入り、街中ではいよいよ受験･･･を思わせる親子の姿を見かけます。もっとも早いのが幼稚園。11月頭はすでに試験？&面接日となっているところが多数あります。私立の幼稚園は個性を打ち出しているので、人気のあるところは定員を軽くオーバー。合格を手にするために、小さな子どもの手を引いて親御さんも必死です。ご両親、そして子どもの3人が紺色などのお受験用スタイルで臨み、そんな姿を見かけるとこの日が試験日であることは一目瞭然。緊張した顔の家族の姿を追いながら、大変だな～と思わずにはいられません。

かたや11月は、七五三で華やかな家族の姿もたくさん街に溢れます。写真館に撮影に来る家族はみんなニコニコ。撮影に加わるのでしょうか。おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に来館する家族も見かけます。とても微笑ましく、まさに幸せ溢れる一枚が出来上がるわけで、そんな時間が今後も長く続けばいいなと思います。

そして、小・中・高校ともに年末にかけて学校説明会も盛んになります。普段親となんか一緒に歩かない！なんていうお子さんも、そうはいかないのが中学、高校選びです。2人が横に並んで歩いてい親子がいたかと思えば、無言で縦に並んで歩いている親子も。いろいろ見かけますが、親子ともに納得する学校を選ぶのがとても大事なこと。子どもの意志を尊重しながら、子どもも親の意見に耳を傾ける。そのうえでよりより選択ができたらいいですね。

よりより選択のなかに、「魅力ある制服」が一役買っていることもあります。有名校は昔から変わらぬ制服で人気を集めますが、一方で今の若い層の嗜好に合わせてスタイルチェンジする学校も少なくありません。全体的に学ラン、セーラー服というアイテムから男女ともにブレザーに転じる学校が増えており、現在のアイテムにポロシャツやハーフパンツ、パーカーなどより着用しやすいものを追加していく学校もあります。女子用スラックスも、すでに当たり前に普及しています。

また、通学用バックは肩掛けのショルダー型から、新たにリュック型を加えるところも目立ちます。ショルダー型は女子高生には根強い人気ですが、タブレットなど荷物が増え、両手があいて歩きやすいという点から、今やリュックが通学カバンの定番といっていいくらいになっています。学校要覧を見ればこうした変化もわかると思うので、ぜひチェックしてみてください。