ご入学、ご進学おめでとうございます
ご入学、ご進学おめでとうございます。
新入生の皆さん、真新しくパリッとした制服を身に着けると、気持ちも自然と引き締まりますね! 担任の先生、クラスメート、部活の指導者や仲間、先輩たち。新たな出会いは喜びも大きい半面緊張も伴い、家に帰ってきたときには心身共に疲れている生徒さんも少なくないことでしょう。制服を脱ぎ散らかし、ちょっとだらしなくても、親は少しの間大目に見てあげていいかもしれません。日本製の制服はとても丈夫で、シワになりにくいのも自慢です。そんなときは一呼吸おき、落ち着いてからハンガーがけするようにしてくださいね。
さて、皆さんの制服も、連日の酷使によってだんだんといたみやほころびが出てきます。とくに男子は、元気で飛び回る生徒さんほど「あちゃ~」という事態が起こりますよね。でも、ご安心ください。ユニスタの修理部門はそんじょそこらのお直しショップよりも、はるか~に腕のたつ職人が揃っています。これ、もうダメかしらと思うような制服の「ケガ」も、何とかお直しできる腕前を持っていますから、緊急事態が起きたらすぐにご相談ください。
そんな修理の様子、チラリとご紹介しましょう。修理部門は狛江にある商品センターの一角にあり、見慣れないミシンがいくつも並んでいます。部位ごとに縫い分け、ひと針、ひと針丁寧に作業します。どんなにAIが加速しても、こればかりはまさに人の手によるもの。経験を積んだ職人の技と愛情のこもった作業で仕上げ、持ち主へとお返しします。お直しをしながら、「こんなに大きな穴をあけて、さぞかし元気でパワフルな男の子なんだろうな~」などと時折想像しては、未来の日本を担う若者たちに思いを馳せているんですよ。
学校制服のすごいところは、成長に伴うお直しができるように、生地が脇や裾などに余分に織り込まれていること。通常のファッションアイテムとは大きく異なり、とても繊細な作りになっているんです。どこにどんなふうに生地が隠れているのか、あらためて制服を手に取り、見直してみるのもクイズみたいで面白いですよ。スラックスの裾出しなど成長に伴うお直しについては、夏休みまたは冬休みにお出しいただくことをお勧めしています。その際の注意事項などについては、後日詳しくお話ししましょう。ユニスタの制服、3年間どうぞ大切に着用してください。