ユニスタ学生服がフラッシュを浴びた日
先日、プロ野球のドラフト会議が行われ、新戦力の所属球団が決まりました。見守る私たちは当然ドキドキですが、当の本人はどれほどの思いでこの瞬間を待つのでしょう。球団がどこかによって使われ方も違いますし、生活する環境も大きく変わります。人生の一幕を大きく左右するといっても過言ではないのですから、緊張感は相当だと思います。
ドラフト指名を受けた選手の多くは、直後に所属するチームで記者会見なりを行ないますが、このときユニスタの制服を着てたくさんのフラッシュを浴びた選手がいます。誰だかお分かりになりますか? 今から4年前、2016年秋にオリックスバファローズから指名された鈴木優投手です。当時、都立雪谷高校の3年生。「都立の星」と呼ばれ、注目されてのドラフト指名。詰襟を着て、報道陣に囲まれ笑顔の会見でした。
じつはドラフト当日、学校は中間試験中。報道陣を校内に入れるわけにはいかないと、会見は鈴木投手の自宅で行われました。そして、後日正式に学校内で会見。つまりユニスタの学生服は、2度、たくさんのフラッシュを浴びたのです。制服くんも、誇らしい気分になったことでしょう~。
その鈴木投手、雪谷高校ではもちろん初のプロ野球選手で、今年7月1日の西武戦で今季初先発、プロ初勝利を挙げました。ついに、待望の1勝を手にしたのです。100人ドラフト指名されたら、同時に100人が解雇される厳しいプロ野球の世界。この1勝は今後の飛躍に向けて大きな力となったに違いありません。ユニスタの学生服は、当然のことながらもう着られないくらいに体も大きくなっています。来年以降がまた楽しみですね。
ユニスタの学生服が、次にたくさんのフラッシュを浴びるのはいつ、誰でしょうか。こちらもまた、とっても楽しみです!