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制服受注終了&受注エピソード

年明けすぐに始まった今期の新入生向け制服受注。2月をピークに、このほど担当校のほとんどの受注を終えました。ご注文いただきました皆様、納品まで今しばらくお待ちください。また、未だご注文をいただいていないお客さまはいらっしゃいますでしょうか? これからだと入学式前までに納品することはできません。それをご理解のうえ、未注文の方は急ぎ担当店までご連絡いただき、ご相談くださいますようお願いいたします。

 当方も新入生の皆さんに無事納品すべく、ここ数週間は連日闘いです(笑)。メーカーから品物が届く「商品センター」の中は、段ボールの山でいっぱい。それを一つひとつ確認し、仕分けしていきます。生徒さんそれぞれ注文の品が異なるので、過不足があっては大変! とにかくチェックにチェックを重ねて荷造りする、その連続作業が続きます。

 制服受注の際は、多くの生徒さん&保護者の方とお話をさせていただきました。そんななかで今年とくに印象に残ったのが、「コロナで制服を十分に着られなかった」という言葉です。中学校では体操着登校の日がかなりあって、いつもとは異なる学生生活になり、「それはそれで楽だったよ」と笑う男子生徒さんもいれば、「もっと制服を着たかったのに。だから制服が案外きれいなんです」という女子生徒さんもいました。

 そして、え?と思ったのがリサイクルの話。公立中学校ではPTAが主導して着なくなった制服を集め在校生に販売する機会をつくるところも多いと思いますが、ある親御さんが「卒業に当たってリサイクルに出そうとしたら、コロナであまり着なかったせいかみんなが寄付しようとして、おかげで数が膨らみうちは受取り拒否されてしまったんです」と言っていました。あまりにキレイだから捨てるに忍びない・・・、ならリサイクルにと思った親御さんが今年は多かったらしいのです。受け取る側もてんてこ舞い!? そんなこともあるんですねぇ。まさにコロナ禍を象徴するようなお話でした。

 一方で、中学では満足に着られなかったから、高校で制服を着るのを楽しみにしているという生徒さんも。「うちの息子は手の骨のつき方で診断してもらったところ、これからまだまだ大きくなるって言われたんです」と、お母さん。成長が遅いみたいでと言いながら、息子さんへの視線はめちゃめちゃ温かです。期待感ありありで、「高校3年間でどれだけ背が伸びるか。だから、どのサイズの学ランを買ったらいいか迷ってるんです」と、満面の笑みで話してくれました。一期一会の制服受注ですが、そんなお客様との会話は私たちスタッフにとっても大切な思い出になります。皆さま、ありがとうございました💛。

中学制服受注の一コマ

 

 

 

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