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大田店のお客様がコンテストで優秀賞を受賞!

ユニスタに、うれしいお知らせが舞い込みました。本年220日から5月末に募集された菅公学生服株式会社主催の「制服にまつわる素敵な話コンテスト」で、ユニスタ大田店のお客様であるA様が見事、賞を獲得されたんです。ご応募くださっただけでもうれしいし、受賞(優秀賞)されたとなると喜びも倍増。ステキな作品をありがとうございます! そして、おめでとうございます!

受賞作品の内容は、A様の長女の方の受験にまつわるお話でした。娘さんは小学4年生の頃から反抗期のせいかあまり喋ってくれず、高校受験で志望校を決める際は真意がつかめず気を揉むばかりだったそうです。最終的に娘さんが第一志望にあげた学校は当初合格率1%判定と厳しく、親として反対したそうですが、娘さんの固い決意に見守ることを決意。親心とはいえ、とても苦しい思いをされたことでしょう。その後、娘さんは最後の最後、模試で合格圏内判定を受け、試験本番も無事やり抜いて合格を手にされました。素晴らしいがんばりですね!

その学校とは、文武両道で人気の都立雪谷高校です。合格発表後すぐに制服の採寸となりますが、A様は万感の思いで娘さんの採寸に立ち会い、その後はこれまでのわだかまりもすっかり消えて良好な親子関係となったそうです。「採寸の時に万感の思いでお子様を見つめ、涙される親御さんがいらっしゃいます」と弊社社長が申し上げると、「私もです」と、作品の表彰の際に目頭を熱くされていました。念願叶い、本当によかったです! A様のご許可を得て、全文を以下に掲載します。

 

★我が家の長女の反抗期は、中学3年の受験期になっても続いていました。外では楽しく過ごし、家では殆ど話さない、というタイプの反抗期。仕方ないと思っていても、いつまでも晴れない娘の表情に、やきもきすることもありました。

秋、高校説明会のシーズンになると一緒に7~8校を訪問しましたが、どの説明会に行っても感想一つありません。私の後ろを必ず1メートルあけて歩き、心の距離も開いていくよう。ある日、「今日は第一志望のY高校。でもそんなに嫌なら1人で行く? そんな態度じゃ流石にこっちもしんどいよ!!」と立ち止まって聞くと、「来て・・・」と呟きました。説明会が終わり、会場を出ると「ママ、やっぱりここがいい!」と、初めて目を輝かせて言いました。

Y高校合格には内申点に余裕のなかった娘でしたが、必死に頑張り、1月の模擬試験の結果で初めて合格圏に入りました。サポートしてくれる周りの人の感謝の気持ちを持てるようになったのか、家でも素直に話すようになってきました。

無事本番の試験を終え、合格発表の日、Y高校に早めに着くと、「どっちが先に見る?」「う~、緊張するよ」などと話しながら、なかなか進まない時計の針を見て過ごしました。結果は合格! 本当に良かった。娘も嬉しそう。何度も何度も番号を確認してから、制服の採寸のため校内に入りました。

Y高校の制服は、深い紺色の上着と今時のチェックのかわいいスカート。採寸に並ぶ列は長く時間がかかりそうでしたが、まだ実感の沸かない私には、愛おしくて誇らしい時間に感じました。娘の番になり、1つのブースに呼ばれ、少し大きめのサンプルの上着を掛けてもらいました。片方の腕を通した娘を見た瞬間、初めて涙が溢れてきました。

新型コロナウイルスの影響で入学時期が延期になり、新しい制服はまだクローゼットの中。デリケートだった反抗期、自分を高めた受験期間、辛抱の休校期間・・・様々な経験をして確実に大人っぽくなった娘。もう少ししたら、この制服で入学式に参列しようね。今度は横に並んで歩こ!

受賞のA様(中央)と弊社社長(左)

 

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