2月に入り、都立高校、私立高校ともに推薦で入学が決まった生徒さんの制服受注が始まっています。あらためまして合格者の皆さん、おめでとうございます。また、惜しくも夢叶わなかった生徒の皆さん、悔しいけれどまだ次があります。体調万全で、次のチャンスに全力で立ち向かってください。

ところで、進学先が決まると先生や友人など新たな出会いが待っているわけですが、もう１つ、生まれる出会いがあります。それは何だと思いますか？　答えは、学校のある駅周辺の商店街です。これから3年間、毎日通る道。学校の行き帰りにお世話になりそうなお店がきっとたくさんあることでしょう。あってほしいお店のNO.1は、美味しいパン屋さんでしょうか。帰りに立ち寄って友達とおしゃべりできるファーストフード店や、コーヒーショップもあるといいですね（立ち寄りの可否については、学校規則に従ってくださいね）。

ブログ担当「R」の学生時代は賑やかな商店街が通学路だったため、パン屋さんや喫茶店はもちろん、カレーショップ、たい焼き屋さん、老夫婦がその場で揚げてくれるドーナツ屋さんもあって、部活帰りによく立ち寄りました。夏は冷たいかき氷を出してくれる、ミルクホールもありました。ミルクホールのおばちゃんとは、卒業後も年賀状のやりとりを続けています。学生時代はこうして街との関わりも深く、思い出のひとつになるんですよね。

そして、それは親も同様ではないでしょうか。保護者会や学校行事のたびに足を運ぶ学校。「R」の娘が通う学校の最寄り駅にも小さいながらも商店街があり、おいしい和菓子屋さんがあるんです。ちょっと安い八百屋さんもあります。先日は重いのに、キャベツとジャガイモ、レタスにみかんなんか買っちゃいました。最近、タピオカのお店ができたと娘に聞いたのですが、こちらは発見できずに残念でした。それもこれも、娘が卒業するまでのわずか３年のことではあるのですが、子どもが縁で出会った街です。親も楽しんで、小さな思い出をつくっていきたいと思います。