今時の高校生って、本当に優しくてかわいい。娘のときもそうだったけど、担任の先生の誕生日には、必ず１人ずつお菓子を持ち寄って手渡すんですよね。各自が支払う金額はたぶん100円前後だと思いますが、それが人数分になればかなりのもの。コンビニやスーパーに行って物色し、これはと思うものを選ぶ高校生の姿、想像するだけでも心がほっこりします。

先日は、いつも情報をくださるとある先生の誕生日。都立に勤務する体育の先生ですが、朝教室に行くと机に山のように積まれたお菓子にびっくらしたとか。いつも以上に山になり、しかも黒板には楽しそうなメッセージがたくさん。全員が揃って顔を合わす機会が減っていた学校で、久しぶりにクラスのみんなが意気投合して行った大イベントだったのかもしれません。

お菓子ってこんなに種類があるのと思わせるほどいろいろなものが集まり、先生は「もったいなくて食べられない」と言っていました。しかも、指導に当たる部活を引退した3年生からも、リモートでお祝いメッセージが。卓上に並べられたお菓子は後日贈呈だったそうですが、生徒たちのサプライズプレゼントに感激の一日を過ごした先生。本当に慕われている証拠ですね！

そんな話をすでに高校を卒業している娘に話したら、「私はすっかり忘れていて、当日の朝コンビニに飛び込んでテキトーに買った（笑）」。あらあら、まぁまぁ。それも二度と戻れない、学生時代の思い出でしょうか。ちなみに何のお菓子を買ったかというと、「じゃがりこ」だそうです～。