採寸会場でもある「高梨文具店」さん。名入り鉛筆を紹介します
ユニスタの担当するすべての学校の制服受注が終わりました。現在は、注文いただいた皆さんへの品物の出荷作業を順次進めています。各学校の仕様が異なるため、アイテムの数はもう数えきれないほど。サイズや数量も間違わないよう細心の注意を払いながら進めています。お手元へ届くまで、あともう少し。楽しみにお待ちくださいね。
今日は採寸会場として毎年お世話になっている、東急池上線「蓮沼」駅近くの「高梨文具店」さんをご紹介します。大田区立安方中学校の制服を取り扱い、毎年2度ほどお邪魔しています。いわゆる文房具屋さんといわれるお店が街から消えゆく中、創業は昭和10(1935)年、今日に至る85年もの長きにわたり営業しています。小・中学生の使う学用品からコンピューター関連の商品まで、扱う品を時代とともに変化させながら、地域の方々に愛され続けているお店です。店を切り盛りするのは、主に高梨好司さんと息子の英邦さんです。
小学校の新入学で、この時期に注文が多いのが「名入り鉛筆」です。「高梨文具店」にある名入れのための機械は昭和60年代に町工場でつくられた二代目で、世の中にあといくつ残っているのかと思われるほどの年代もの。今やネーム入れにはインクジェットプリンターのレーザー刻印機が主流だそうですが、これがスタンプのような名入れになるのに対し、お店にある刻印機を使うと文字がしっかり彫り込まれ、そこにキレイな色も入ります。だって、1つ1つ文字型を拾って機械に組み込むのですから、その違いは明白です。
鉛筆に持ち主がわかるように名入れをしたり、時には「〇〇〇会 記念品」といった行事名を刻印し、記念品として配られたり。かつてはいろいろに利用されました。昨今は小学生くらいしか鉛筆を使わなくなっていますが、だからこそ鉛筆のよさを知り、大切に使ってほしい。そして、正しく字が書けるよう、一生懸命練習してほしいですね。鉛筆を買うと、名入れはサービスでしてくれます。卒園祝、入学祝などでぜひ利用してください。
高梨文具店さん、ちょっと気が早いですが、来年もどうぞよろしくお願いします!