数字のつく学校、大阪には第十八中学校まであった!
10月28日のブログで、ユニスタの担当校である目黒区立第十一中学校について触れましたが、学校名を数字にしているのはその多くが都心のようです。地方にはめったになく、「なんで数字?」と思う人も多いとか。やはりその土地の名をつけるケースがほとんどで、ではなぜ都心はそうするのかというと、児童数が多く、「同じ地区内に学校が複数あるから」というのが一番の理由みたいです。ベビーブームの頃や、新たな土地開発でマンションラッシュとなった人気地区はどんどん学校が増え、そうなると校名を数字にしたほうが決めやすいし、わかりやすかったのかもしれませんね。
目黒区のように、十以上の名称をもつ中学校ってほかにどこかあるのかな、と調べていたら、ありました、ありました。それも、びっくりの数字。なんと第十八中学校まである地域があったんです。それは、東京に並ぶ大都市・大阪の豊中市です。現在では六と十がなくなっていますが、豊中市立第一中学校から第十八中学校の16校が健在でした。
せっかくなので、豊中市第十一中学校についてちょっと調べてみました。西緑丘二丁目にある学校で、各学年9クラス、全27クラスで全校生徒は1000人超! 目黒の十一中とは全然規模が違う、マンモス校です。しかも目を引いたのが、1995年に生徒会活動により生徒憲章を制定。制服の規定を廃止、私服での登校が可能となったということ。HPには、「生徒それぞれが自立・自由・自治・人権・学校生活・社会生活のそれぞれの条項について自ら考え、行動できる生徒の育成を目指して生徒憲章を定めました。現在もその精神はよき伝統として継承されています」とあり、公立校ですが独自の教育スタイルを貫いていることがわかりました。
私服着用については、好き好きで賛否両論あると思います。制服はひとつのあこがれ。私服はいつでも着られるから制服のほうがいいという方もいるでしょうし、毎朝服選びをしなくていい気軽さもあります。ここにきて、制服も一辺倒でなくオシャレ感満載のデザインを採用する学校も増えています。そのうち、また制服を採用してほしいといった声もでてくるかもしれないな、と勝手ながら思いました。
それにしても、1000人を超す生徒数となると部活動の種類も豊富です。生徒数が少ない学校は先生も限られているので、どうしても縮小傾向になってしまいます。同校は過去に日本代表のサッカー選手も輩出しているようで、強豪の部活が多そうです。さらに! PTAによる草野球をはじめとした同好会も複数あるとか。え~、いいな~。地域によって、学校の様子もかなり違うものだなとあらためて実感した次第です。
ユニスタの担当校で第一、第二など数字が校名になっているのは目黒区のほか、大田区大森、大田区荏原、調布市、狛江市、稲城市の各中学校があります。新入生向け制服販売で来年早々にお伺いしますので、どうぞよろしくお願いいたします!