日経新聞に載った「田園調布中学校」の記事
日本経済新聞の朝刊裏面(28面)に、かねてより「私の履歴書」というコラムが連載されています。さまざまな業界で活躍する、または活躍した方を生い立ちから紹介するもので、現在の主人公は清水建設の宮本洋一会長です。
その記事を見ていたら、11月6日の第6回に「往時の校舎が残る田園調布中学校」と解説の入った写真が掲載されていました。おお! ここはユニスタの担当校ではないですか! 田園調布中は大田区の公立中学で、環八沿いにあります。宮本会長が同行に入学したのは1960年とすでに60年以上前のことになりますが、当時は1クラス50数人。そして、このときからすでに多くの越境入学者を受け入れていて、進学熱はかなり高かったと記されていました。
1クラス50人以上とは驚きですね。どうやって50人もの机を並べたんだろうと考えてしまいました。教室内はさぞかし賑やかだったでしょうし、運動会などの行事もかなりのスケールで行われたに違いありません。そして都立高校への進学が圧倒的に人気で、当時都立受験は9教科900点満点の試験だったそうです。
6日の記事の中でさらに興味をひいたのは、担任の先生の話です。先生も熱血で、新卒ゆえに兄貴のような存在で生徒を導き、時折自宅にも招いてくれたとか。そして、時効として紹介していたのが、先生の自宅に新年の挨拶に出向いたときのことのこと。「おまえたち、酒を飲んだことがあるか」と聞かれ、首を振ると1杯だけこっそりお屠蘇代わりのお酒を飲ませてくれた、というエピソードでした。
今なら大問題になるかもしれませんが、このとき宮本会長は「こうなると好奇心は満たされ、隠れて飲んでみようとは思わなくなった」と振り返っています。いい悪いは別として、こうした先生とのふれあいは子どもたちにとって大きな思い出となります。怖くて厳しいけれど、半面、優しくて子どもたちをこよなく愛してくれた先生。昭和の時代はそんな先生が多かったなと、懐かしく思いました。
田園調布中学校のユニスタの新入生向け制服販売については、すでに学校から資料が届いていると思いますが、今一度学校販売日を確認のうえご来場ください。私学進学や越境で入学が決定していない場合もあとでキャンセルできます。採寸とご注文だけ、先にお願いできたらと思います。
担当店舗(自由が丘本店)でも、早期であれば混雑することなく注文をお受けできます。2月以降、とくに土日は大変混雑しますので、学校販売日、もしくは平日の店舗ご来店をお勧めします。ご不明点は担当店舗までお問合せください。ご来店、お待ちしています!
6日付日経新聞