未来の冷蔵庫、制服をチェック!?
先日、AI研究の第一人者である大学の先生とお話する機会がありました。でも、今進めているAI研究の説明はとっても難しく、実は意味がよく理解できなかったのですが(素人なので当たり前か・・・)、そのとき痛感したのは、こちらが思っている以上にAI、つまり人工知能はすでに生活の中に入り込み、周知のとおり、今後私たち人間の生活をさらに大きく変える可能性があるということでした。
人工知能によって、仕事の内容も変化し、存続する仕事となくなる仕事があると言われています。就職先を決める際は、そのことも頭に入れておかないといけないのは確かですね。でも、やっぱり人間しかできないとことはたくさんあって、先生は人間の力では足りない部分をAIがサポートすると考えたほうがいい。ネガティブになる必要はないと言っていました。
真面目なお話はこれくらいにして、AI搭載の家電はもう当たり前の時代になりましたね。お掃除ロボットのルンバはすでにかなり普及しています。我が家はまだ手動式!の通常の掃除機ですが、今のルンバは勝手に動き出し、汚れやゴミを察知して、お仕事を終えたらまた勝手に元の場所に戻っていくとか。本当に便利ですね。
で、先生曰く、家電の中でも今後大きく進化しそうなのが冷蔵庫なのだそう。例えば、冷蔵庫の中に卵の在庫が減ってきたら、「ただ今、卵の残りが〇個です」なんて教えてくれるようになるんだと。さらには、卵がなくなると感知するや否や、契約しているスーパー等に勝手に通信して注文を発注。定期的に届けてくれる、なんてことも可能になる・・・。まじ~!?
この場合、カメラは冷蔵庫の内側に向けられていますが、さて外側に向けたらどうなるか。朝家族が起きてきたら「おはようございます!」と言ったり、帰ってきたら「お疲れですね。リンゴ酢がありますよ」と声をかけてくれたり。それも十分、考えられるそうです。こうなると、冷蔵庫もすっかり家族の一員です。でも、そのうちこんなことを言いだすかもしれません。「おはようございます。制服の着方が乱れてますね」なんて。正しい制服の着方さえAIに記憶させておけば、あり得る話です。技術革新は驚くべき速さで進んでいます。1年後、2年後にはさてどうなっているでしょうか!? 思わず、「大きなお世話だよ!」と言いたくなるかもしれませんけど。