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栄養満点の給食。今はとっても豪華です

暖かなスタートとなった12月。本当にウソのように日中はぽかぽかしていますね。教室の窓側に座る生徒さんは、ほどよい光が背中に届いて、ついウトウトしちゃってるのでは!? なぜか授業が始まると眠くなり、終了のチャイムと同時に目が覚める。その繰り返して、あっという間にお昼の時間。それではダメなんでしょうが、これこそ「THE学生」って感じで好感が持てます。

 お昼休みといえば、もちろん昼食タイム。公立小・中学校ではほとんどの学校が給食です。給食室が校内にある学校は、その時間が近づくにつれいい匂いが漂ってきて、私の時代は今に比べて粗食だったかもしれないけど、十分美味しく、楽しい時間でした。

 かつてはパン食が当たり前でしたが、いつからかご飯が中心となり、今ではわかめなどの混ぜご飯、キムチご飯、チャーハンなんかも出るようですね。もちろんスパゲッティやうどん、ラーメンなんかも時々顔を出し、外国の有名料理なんかもあるそうです。ほかに野菜の煮物や肉・魚料理、時にデザートがつくなど、栄養満点の給食がお盆に並びます。できるなら一緒に食べたいな~と本気で思ってしまいます。

 給食はただ単にご飯を食べるだけでなく、いろいろなメニューを通して食材や栄養価、地産地消や流通についてなど、さまざまな学びをします。給食当番は量を考えながら配膳し、お箸を並べ、お盆に置くときはお味噌汁が右、ご飯が左とマナーの勉強にもなります。皆さん、右左の位置、ちゃんと覚えていますか?

 また、メニューは限られた予算のなかで栄養士さんが考案しています。さらに栄養士さんのなかでも「食育」の授業を持つ栄養教諭さんがいる学校では、その授業を通してさらに食についての学びをするそうです。食べるということがいかに大事かを多角度から教えてくれます。

 ところで、牛乳は今もしっかり給食に登場していますよね。いつの時代も必ずメニューの1つになっている牛乳。私の時代は瓶入りでしたが、今はパック牛乳。それもSDGsの観点からストローが廃止になり、飲み終わったパック牛乳は各自切って開いて干して、翌日にリサイクルボックスへ入れるというすばらしい流れになっています。これ、本当にすごいですよね。紙パックの扱いが小1の時点で当たり前になり、これなら家に帰ってもしっかりお手伝いできます。

 高校に進学したら、大方がお弁当になります。大きな食堂を持つところもありますが、公立はありませんよね。小・中学校の皆さん、目の前にある美味しい給食、当たり前に食べているけれど、小6、中3の方はあと何回食べられるかな? ぜひ味わって食べてみてくださいね。

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