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母の日に、井戸端会議の結末は!?

昨日は「母の日」でした。毎日お弁当をつくってもらっている人は、感謝のひと言に尽きますね。お弁当の思い出話では、あるお母さんが運動部の息子のために毎朝5時起きでつくり、さらに土日に練習試合がある日は集合がさらに早まるので、4時という日もあったそうです。「5時ならまだいいけど、4時起きはきつかった~」。実感こもる言葉でしたが、そこには親としてやり切ったという満足感も感じられました。そんな子どもたちも独立し、当時がウソのようなマイペースの毎日。ただ今ではとくに手出しすることもないので、何だか物足りないという顔もしていましたね~。わかる、わかる!

 住宅街を歩いていたら、少し離れたところにある区立中学の女子生徒が数人、道端で輪になって話し込んでいました。自分もこんなふうに帰宅途中でだべったものだな~なんて思いましたが、ちらっと聞こえた声によると「母の日のプレゼントはどうする?」が話題だったようです。細かなことはわかりませんが、どうやらみんな頭を抱えている様子。お小遣いで買うにはそれほど大したものは買えないし、何が欲しいのかもわからない。花屋さんの店先で大量に並んでいるカーネーションでいいかなぁ。みたいなところでしょうか。

 よくあるのは、手書きでつくった「肩たたき券」とか「お掃除代行券」の進呈。私も子どもからもらったことがありますが、意外に実行されませんでした(笑)。ま、気持ちだけもらえばいいかなという感じですが、今学生さんも忙しいからなかなか実行する時間がないかもしれませんね。

 結局のところ、母の日だからと特別なことをするのでなく、毎日お母さんがお弁当をつくってくれていたら、「今日、〇〇美味しかった~」とか「また〇〇食べたいからお願い!」とひと言添えて空のお弁当箱を渡す。さらに「毎日ありがとう!」と、照れ臭いけどたまに~は口にできたらいいのかな。それだけで、お母さんもまた翌朝張り切ってつくってくれることでしょう。

 通りすがりに見かけた女子中学生の皆さん、井戸端会議の成果はあったのか、知りたいところです。遠巻きに見ながら、どうしようかと気にしているところがとても可愛いなと思いました。来月の父の日も、こんな感じで迷う姿が想像できます。むしろ特別なことをする日というよりは、「お互いをちょっと気にしあう日」でもいいのかもしれませんね。いつもより数分でいいから一緒にいたり、話をする時間を増やすとか、そんなさり気ない行動こそ宝かも。それが自然と「いい日」になるような気がします。

 さてさて、学生の皆さんで三学期制の方は、そろそろ中間テストの頃ではないですか!?  GWボケを吹っ飛ばして、試験範囲をしっかり確認し準備してください。ちなみに私、ここが出るだろうという予測がなかなか当たらなかった人。要領のいい人になりたかった、学生時代でした(汗)。

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