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真夏の保健室の思い出&裾アウトができるポロシャツ

まだまだ暑い日が続いています。気象庁によると、いわゆる「猛暑日」と呼ばれる日は直近の過去30年間の平均日数で見たとき、それ以前の30年間と比べ4倍近くになっているそうです。じゃあこの先どうなるの? と考えると、ちょっとゾッとしてしまいます。

 かつては学校の各教室に冷房設備などなく、真夏に涼しいのは職員室と保健室だけでした。個人の話ですが思い出話をしますと、職員室には行きたくないからよく腹痛とか言い訳をつくり、付き添いと称した仲間3、4人と一緒に保健室に侵入。一瞬のことながら、いたずら心満開のスリル感とともにひんやりとした空気を堪能したものでした。

 もちろん、これは違反?行為。最初はおおめに見てくれていた養護の先生も、繰り返せば見逃してはくれません。顔は笑っていましたが、「いい加減にしなさい!」とお叱りを受け、最終的に担任の先生に告げ口されてしまいました(笑)。こんなアホなこと、今の生徒さんはやらないですよね~。

 ユニスタも御世話になっている学生服メーカーの「カンコー学生服」(岡山市)によると、暑さ対策でさまざまなアイテムの制服を導入する学校が増えており、その一つが「ハーフパンツ」だそう。東京近郊ではあまり見かけませんが、九州などを中心にどんどん広がりを見せています。上はもちろん、ポロシャツ。ハーフパンツにポロの組み合わせは、男子生徒にとくに好評です。

 ポロシャツを着用した場合、裾をインではなくアウトにできます。風が通るので体の表面の温度はインのときより下がると考えられ、裾の長いスラックス着用時でも涼しさの点でポロシャツは有効です。ユニスタの担当する都立、私立高校はもちろん、公立中学校でもポロの採用が多くなっています。今後も間違いなく増えていくでしょう。

 今や、冷暖房完備は当たり前になりました。ただ、娘の通っていた高校を例に取ると、教室に冷房が付いているのはいいけれど、暑がりの男子が設定温度を21度など極端に下げてしまうため、スカート着用の女子のなかには寒がる人もいたんです。そんなときのために活躍するのが体操着で、上着を着たり、それをひざ掛け代わりにしたり。真夏に真逆のことやってんじゃん! ってことなんですが、こうした思わぬ苦労もあったようです。今では各教室で調節できない完全空調の学校が多いと思いますが、外気との極端な気温差は体調を崩す原因にもなります。ほどほどにしないといけませんね。

 さて、この暑さも20日を過ぎるとだいぶ落ち着くと予想が出ています。ラクになった~はいいけれど、季節の変わり目で風邪を引きやすくもなりますので、学生の皆さん、気を付けてくださいね。そして、来月半ばには衣替えの季節を迎えます。1年が早いな~。まだまだ先とは思わず、冬服のチェックも怠りなくお願いします!

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