今日は会場販売の舞台裏をチラリとご紹介します。制服を販売するときの多くは、学校内の一角です。教室であったり体育館であったりとその時々で異なり、教室のときは机と椅子を移動させて受付を用意。広いスペースを確保して採寸場所にします。暖房が入って暖かいのはいいのですが、お客様が集中すると足の踏み場のないくらい混雑し、スタッフとお客様が入り乱れての販売風景。とにかく熱気ムンムンです。

一方の体育館は広いので、ゆったりと販売ができます。体育倉庫からよくお借りするのは卓球台。この上にシートを広げ、制服のアイテムを並べてお客様に説明しながら注文を取ります。ただ、体育館はこの時期寒い！　時間の経過とともに足先や指先がじわじわと冷たくなってきます。ホカロンをポケットに忍ばせたり、分厚いソックスを履いたりして、スタッフはそれぞれ防寒。雪だるま状態のスタッフがいたら、寒がりなんだなと心の中で笑ってください！

販売に必要な荷物は車で運び入れますが、同時にいくつかの箇所で販売が行われるため、基本的に小さめのバン1台にすべてを乗せるようにします。だから、見てください。車の中は後方が見えにくくなるくらい、いっぱいに。でも、ここまでびっちり乗せちゃうテクニック、すごいと思いませんか!?　これはまさに、熟年の技ですね。とはいえ1台に乗せ切れないことも多く、そのときは乗せられなかったものをそのまま残して一度帰還。再び戻って、すべてを運び切るという苦肉の策をとってマス。

裏舞台はさておき、先日は都立高校（一般）の合格発表があり、スタッフ総出で制服の受け付けを行いました。この日は同時に何校もの受注となるため、まさに制服販売一番の山場。前述のように小型のバンが大荷物を積んで四方八方に散っていきましたが、早朝、嵐のような突風が吹き、横なぐりの雨にどうなることやらと気を揉みました。でも予想に反して8時ごろにはそれもピタリとやみ、一安心。9時には明るい日差しも差し込んで、一気に暖かくなりました。発表後すぐの制服販売で、混雑する中でのご対応ではありましたが、私たちからの「おめでとう！」の気持ち、合格した皆さんに届いていたらとてもうれしく思います。