謹賀新年。学校採寸、スタートしました!
謹賀新年
皆様にとって、実りある一年となりますように・・・。
石川県を震源とする大地震は、日が経つにつれ被害状況が甚大であることがわかってきました。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
被災地では学校が始業できず、そういった影響はじわじわと広がってこれまで当たり前だった生活を脅かしています。被災地から遠くはなれた場所にいる私たちが、何不自由なく食事をし、入浴をし、買い物をし、でもその一つひとつが現地では思うようにならない。そのことを思うと本当に心が痛みます。一日も早い復旧、そしてこれまでどおりの生活が取り戻せるようにと祈るばかりです。
さて、新入生向け制服販売が、例年どおり1月6日よりスタートしました。大田区立大森第八中学校がトップ、昨日は大田区立東調布中学校。いずれも体育館で行われましたが、暖冬のおかげで足元からの冷えに怯えることはなく、この2日間は安心して受注・採寸ができました。
毎年のことですが、裏舞台を明かせば、受注のスタート時は複雑? な伝票にスタッフの誰もがやや緊張気味。さまざまなアイテムを一同に記入できる伝票が用意されているのですが、アイテム数が少しずつ増えている関係で、どんどん書く欄が狭く、小さくなっているんです!! お客様が続々訪れるなか、とにかく伝票とにらめっこしながら注文を正しく書き入れる必要があり、すぐに慣れはするものの、受注が終わった直後はなぜか反省だらけ。そんな私たちの対応を、お客様はもしかするとクスッと笑って見ていらしたかもしれません。
こうした毎年恒例の学校採寸。IT技術が進むなか、数年後にはどんな風景になっているのでしょうか。ガラリと変わっている可能性もなきにしもあらず。というのも、今や洋服や小物など、何でもネットで購入する時代ですよね。画面を見て、ポチっと押せば購入完了! なんて簡単!! となると、制服のご注文も当然ネット注文の流れになるわけで、実際に一部ではそれを採り入れています。
でも、でもです。制服は3年間着用するもの。成長も考慮しながら、子どもさんの体型に合わせてサイズを選びます。ネクタイやリボン、ワイシャツなどはネット買えても、学ランやブレザー、スラックスやスカートはやはり試着のうえで販売員と相談しながら買うのが一番安心なのではないでしょうか。
そして、初めて制服を試着したとき、お子様も保護者のかたもとてもいい顔をされます。少し大人っぽく見えるお子さんと、成長を実感しているパパやママ。私たちはこの瞬間を、できればネットをとおしてでなく、じかにご家族に味わっていただきたいと思うのです。
どんなに時代が進歩しても、変わらないもの、変わってほしくないものがあります。数年後の学校採寸は予想できないにしても、デジタルとアナログを上手に使い分け、ご家族の記憶に残る一日になれば一番いいですね。これから丸2か月にわたり続く学校採寸。どんなご家族と出会えるのかとても楽しみです!