やっと秋らしい気候になってきました。じっとしていると、半袖だと何となく体がひんやり･･･なんて感じる瞬間も増えてきましたね。あと1カ月もすると、学生さんも衣替えの時期を迎えます。お手元にある冬服の、ついに、ついにの出番です！　しまっている期間が中かったため、しわが入っていたり、ボタンが取れかかっているなどということもあるかもしれません。お早めに再点検をしておいてくださいね。

ところで制服を扱う業務ゆえに、日ごろ学生服のみならずショップの店員さんの制服などをついつい「チラ見」してしまいます。ここの制服ステキだな、おもしろい色だな～などと思うわけですが、最近は業界のお決まりのスタイルにとらわれず、それぞれが個性を打ち出したユニフォームを採り入れるところが増えています。お堅いところでは、介護施設もその一つです。業種によって色分けするなどカラーバリエーションを増やし、施設内を明るくしています。ファッションメーカーも新たに看護や介護用のユニフォームの制作に着手するところが増え、それもこれも時代の移り変わりですね。

で、明後日16日からニューバージョンのユニフォームで登場するのが、ヤマトホールディングスです。宅急便のヤマト運輸さんで、ユニスタもいつもお世話になっています。今回、国内の有名デザイナーに発注し、デザイン変更は20年ぶりだとか。環境に配慮した植物由来の新素材を使い、従来よりも伸縮性が格段に向上。強度と耐久性も備え、高輝度の反射材をアウターやブルゾン、ベルト、シューズに使用するなど安全性にも配慮したそうです。撥水性、防寒性も高め、さらに一日中動き回ることを考えシューズのインソールも改良したとのこと。デザインは、コーポレートカラーのグリーンとイエローを基調に、ポロシャツには矢の羽をモチーフにした日本の伝統文様・矢絣（やがすり）を、ヤマトの「Y」で再現したということです。

今や私たちの生活になくてはならないものとなった、宅配。その頻度は高まるばかりです。たぶん近いうちに、ヤマトさんが皆さんのご自宅に新ユニフォームで品物を届けてくれることでしょう。そのとき、ちょっとひと言「いいですね！」「似合ってますね」とつけ加えると喜んでくれるかも～（笑）。

もちろん、私たちが扱う学生服も年々進化しています。伸縮性や耐久性、安全性といった観点ではどこよりも考えに考え抜いてつくられています。何といっても、未来を担う若い人が着るんですからねっ。一度はそんな目線でお手元の学生服を見ていただけたらうれしいです！