都立高校・男女合同選抜 入試問題にもトライ!
2024年春実施の都立高校入試は、一般、推薦入試で男女別定員を廃止すると発表されました。つまり、男女合同選抜ということです。となると、男女の人数が大きく異なる学校が出てくる、ということになりますね。グラウンドが広く、野球やサッカーなどのスポーツに力を入れている学校は男子が大勢受験して、合格者も男子が優勢。また、内申書と合わせての合否になるので女子のほうが全体的に成績優良となりやすく、そのため人気校は女子のほうが俄然人数が多い、ということも考えられるでしょう。その学校の特徴がわかりやすく表に出て、再来年の受験生の動向にも影響してくるかもしれませんね。
私学の授業料無償化によって都立の人気が落ちていると言われていますが、教員に定期的な異動があって常に新しい風を入れている公立校は、それはそれでまた違った魅力があると思います。都心の一等地にあったり、施設にしても歴史の古い学校ほど敷地が広くて校内環境が整っているところもあります。都立新宿高校など、新宿駅の目の前ですもんね。おっどろいてしまいます。都立総合工科は最寄り駅が成城学園で、緑も多く、とても広いグラウンドをもっています。
中学3年生の皆さんは、今が受験する学校選びの佳境。一人ひとりに合った理想の学校選びは簡単ではありませんが、ユニスタ周辺の学校でも週末のように説明会が行われ、親子で学校に向かう姿をたくさん見かけます。「ここにきてよかった」と思える学校が、しっかり見つかるといいですね。
都立校の推薦入試が1月26、27日で、2月2日合格発表。一般入試は2月21日で、3月1日が合格発表。ユニスタも発表日に制服の受注を行うことが多いので、スタッフ総動員で対応させていただきます。かつてはボードに番号を張り出しての合否発表でしたが、今ではほとんどの学校がオンライン発表です。皆さんの歓声や笑顔を間近で見られないのは何となく寂しいですが、これも時代ですね。
そして近い将来、制服のご注文もご自宅からオンラインで行う・・・ってことも十分考えられます。そのほうがラク! と思うお客様も間違いなくいらっしゃるでしょう。でも、3年間毎日着る制服。対面でお話しながらサイズやアイテム選びをするのは、とても幸せな時間だと思うのです。親子そろって話しながら決めるという作業だって貴重なはず。便利さの一方で、人生のなかで一度しかない時間はなくなってほしくないというのが正直な気持ちです。一期一会というその瞬間を、これからも守っていけたらと切に思います。
最後に今年2月に行われた一般入試の国語の試験問題から、漢字のテストを抜粋します。まさか、大人で間違えた! なんて人はいないですよね~。カタカナのところ、楷書で書けますか!?
- 体力テストで、ハンドボールをナげる。
- 「わくせいたんさき」がウチュウを「こうこう」する。
- 平和がエイエンにつづくことを願う。
- 科学技術がイチジルしく進歩する。
- 長距離走のタイムをビョウの単位まで「はか」る。
ちなみに、上記のなかでギカッコ「 」3つは、本来の試験では漢字で表記されていた部分。でもむしろここのほうが落とし穴じゃないかなと、勝手にひらがなにしてみました。両方、ぜひご回答を! 全問正解できましたか?