5月の衣替えに合わせ、用意したいのはセーター類
制服をご購入いただいた皆様のお手元に、まっさらな制服が届いていることと思います。箱を開けたときの思いは、どのようなものでしたか? 新鮮で、希望に満ちたものだったと思います。ところが新型コロナウイルスの影響で、入学式が中止となったり、始業そのものもGW後となる学校がかなりの割合を占めるようになりました。まさか、こんなことになるなんて。晴れて制服に袖を通す日を楽しみに待っていた学生さんの気持ちを思うと、とても複雑です。とはいえ、今が肝心。始業に向けてしっかり準備し、体調も気持ちも万全で新学期を迎えてくださいね。
始業がGW後となった学生さんは、となると、お届けした冬服を着用する日は日程的にかなり少なくなりますね。5月中旬には移行期間となり、順次夏服に衣替えです。学ランやブレザーは、恐らくわずかな期間しか着ないでしょう。5月は「薫風」と言われるようにすがすがしく好天に恵まれた日が多く、半袖1枚でもいい日があったりします。学ランやブレザーの本格登場は、秋ということになるでしょうか。5月に袖を通した日が少ない場合は、無理にクリーニングやお洗濯をしなくても大丈夫。汚れがあったところだけ簡単にお手入れし、あとは陰干ししてシワにならないよう、本格的な出番までしっかり保管してください。
あっという間に衣替えになることを考えると、今のうちに用意しておきたいのがベスト、セーター類です。用意はお済でしょうか。公立中学や都立高校では、多くがアイテムを自由に選べるようになっています。ただ、色を指定している場合もあるので、学校に確認してから購入するといいですね。例えば、黒、紺、グレーのみOKの学校。または、それに加えて白やカーキ色(キャメル)もOKの学校もあります。形は、セーターはほぼOKですが、カーディガンは学校によって採用が異なります。NGのところも時々ありますので、形も事前に確認してください。
スクールセーターは、厚手のものとやや薄手のものとがありますが、基本的に夏と冬兼用で着られます。まずは1枚、用意するといいでしょう。夏などできるだけ涼しさを求めたいという場合は、綿や麻が多く入っているものがおススメです。セーターなんて、冬のアイテムだからいらないという方もいらっしゃるかと思いますが、必要なのはむしろ梅雨の時期。意外に肌寒く、多くの学生さんがワイシャツにセーターのスタイルで登校しています。また、夏は冷房が効きすぎて教室が席によって寒い場合もあり、1枚持っていると何かと便利です。紺色がもっともオーソドックスですが、自由購入となると他の色もだんだんと欲しくなるものなんですよね。二番人気はグレーでしょうか。また、女子の陰の人気はカーキ色! そんなふうに、制服のアイテムも楽しみながら、有意義な学校生活を送っていただきたいと思います。
写真は、スクール用品専門メーカー「ユース」のもっともメジャーな紺セーター。アクリル70%&ウール30%、色はグレーと黒もあります(いずれも日本製)。ユニスタ店舗でお取り扱いしています(店舗にない場合はお取り寄せ)。