NHKで見つけたカンコーさん
昨夜、NHKのゴールデンタイムで、名馬・オグリキャップ引退レースとなった有馬記念を見に来ていた観衆のうち、スタンド最前列あたりでテレビに映っていた人を探し出す! みたいな特番がありました。特番というか、前にもこのような企画がありましたが、オグリキャップの引退は1990年です。え~、今から35年ほど前のことで、あのスタンドを埋め尽くした何万人のなかから探すなんてと、あまりに無謀な企画じゃないのと目を疑って見ていました。
でも担当ディレクターさんたち、すごいですね。映像を拡大して熱狂する若い女性にスポットを当て、最後は1人、見つけちゃったから驚きです。で、何が言いたかったかというと、その人ではないのですが、別の人を探す過程で、「この女性はコートの下にどこかの学校の制服を着ているよね」と、少ししか映っていない襟元に注目。ブレザーは数としては少ないベージュで、その人を探す過程でNHK側から取材を受けたのが、制服メーカーの「カンコー学生服」さんです。
カンコーさんはユニスタで請け負う学校制服の多くを国内製造しており、日頃からお世話になっています。これから始まる怒涛の新入生受付でも、お互い疲労の顔を見せることなく受注に対応する間柄(笑)です。
そのカンコーさんの担当者が、テレビ画面に登場。当時思い当たるような学校はないかという質問を受けていたのですが、残念ながら該当しそうな学校はないとの返答。見つけたらこの先の展開がおもしろかったのに、残念でした。その服はベージュというか茶色に近いブレザーでしたが、ほかにも同じような服装をした人がいて、本当に高校生だったかは定かではありません。当時人気のカジュアルブランドのブレザーだったのかしら!?
それにしてもスタンドには若い女性がたくさんいて、競馬のイメージを大きく覆していた風景を改めて見ました。高校生がきていても、何らおかしくなかったのだろうとは思います。馬がいわゆる「推し」となり、ラストランではたくさん人が涙して、オグリキャップはまさしくスターでした。人の心を揺り動かすものって、本当にいろいろあるんですね。
今、G1レースをする全国の競馬場はきれいでゴージャス。誰もが気楽に足を運べるようになっています。また地方競馬もおもしろく、むしろ競馬場が空いているから「推し」の馬を見つけて楽しむのもいいですよね~。1990年なんてまだ生まれていないよ!っていう学生の皆さんですが、競馬についてどんなイメージを持っているのでしょうか。馬の走る風景はすごく絵になります。オグリキャップの名前を知らない方は、ネットにたくさん映像が載っています。勉強の合間にちょっと覗いてみてください(笑)。
そういえば、家のどこかにオグリキャップの文具グッズがあったなぁ。家のどこかに・・・。でも、見つからない・・・。あと10日ほどで2024年も終わり。物の多さに辟易しているけれど、あれは捨てられません。見つけよう!と、大掃除に気合を入れる決意です!