NHKの番組で紹介された「学生服の進化」
少し前になりますが、NHKのテレビ番組で、岡山にある制服メーカーが取り上げられていました。テーマは「進化し続ける学生服」というもの。工場の内部も紹介され、そこにはたくさんの工員さんが手作業で手際よく制服を作っていく様子が映し出されていました。
そう、学生服はメイドインジャパン! 中国やインドネシアなど海外工場で作られるのが当たり前の既製服ですが、学生服は違います。生地を裁断するところから始まり、最後のボタン付けや検品チェックと細部に至るまでの数えきれない工程を、国内できっちり行い学生さんに届けているのです。
海外で作らないのは発注するロット数が少ないというのが大きな要因ですが、ほかにも一人ひとりに合ったサイズのものを作るケースが多く、この番組でも大柄な運動部の生徒さん用に特注で作る様子が紹介されていました。本来、スーツなどをイージーオーダーで注文したらいくらいになるでしょうか。女性の一点もののオートクチュールなら、目の飛び出すくらいの金額になります。それとは比較できないにしても、一人ひとりに合ったものを、価格を抑え、短期間でそろえる作業は並大抵のことではありません。学生服は作り手の顔が見える、真心こもった製品だと言えると思います。
番組では、昨今増えつつある女子用スラックスや、動きやすさを追求した「パーカー」や「ハーフパンツ」まで採用している学校の紹介もありました。岡山のとある私立高で、それをブレザーや色柄の違うスラックスやスカート、セーター、カーディガン、ベスト類、ネクタイやリボン等のアイテムと組み合わせると1000通り以上になるそうです。1000!! と思わずびっくりです。画面を通して伝わってきたのは、学校生活にもたらす華やかさと活気。これが勉強に部活に、そして先生や仲間との交流に一役買っているようで、時代の変化を感じないではいられませんでした。
さて、皆さんが毎日着用している制服、着心地はいかがですか? 新入生の方の中にはちょっと大きめの制服を着ている方もいると思いますが、あと1カ月もしたら衣替えです。次に着るのは秋なので、それまでじっくり体になじませるように着てくださいね。
また、進級して改めてブレザーを着たら袖が短い! スラックスがツンツルテン、という方もいると思います。メイドインジャパンの学生服は、成長に対応したデザインと縫製で作られています。袖だし、丈だし、ウエスト出しもOKですので、夏服への衣替え後にぜひお直しに出してください。穴あきなどの特殊なもの以外は、3年間無料保証です。ユニスタのお直し部隊が真心込めて対応いたします!
間もなくGWを迎えます。この頃には気温も上がり、夏服が着たくなるかもしれません。ただ今ユニスタは、夏服納品に向けてフル回転中。納品まで今しばらくお待ちくださいね。
NHKの番組から